みなさまこんにちは！
野坂建設 夢空間の野坂 輝和です。
さて、10月は北九州市がSDGs達成に向けた取り組みを推進するためのサスティナビリティボンド「北九州市SDGs未来債」が発行されました。
これは、「北九州市SDGs未来都市計画」で掲げる、SDGs戦略（ビジョン）達成に向けた取組みを推進するための資金調達の一環としてつくられたものです。発行意義に共感した機関投資家や個人投資家がこの債券を購入することで資金を集め、行政のSDGs関連プロジェクトに活用されます。
このサスティナビリティボンドは全国の自治体でも初の仕組みになります。
調達した資金は、「グリーンプロジェクト」と「ソーシャルプロジェクト」の大きく2つの分野で活用されます。
グリーンプロジェクトでは、再生可能エネルギーの促進や災害対策も含めた気候変動への対応、公共施設のエネルギー効率向上など、ソーシャルプロジェクトは、誰一人取り残すことなく未来を担う人材を育成する環境整備を行うために、学校や保育所などの必要不可欠なサービスへのアクセスを良くしたり、防災設備の整備など基本的インフラ設備を整えるプロジェクトがあります。
令和3年度は、グリーンで約55億、ソーシャルで約45億円の資金が充当されました。
持続可能な社会のために、環境・社会・ガバナンスの分野から組織を評価して投資するESG投資。
北九州市SDGs未来債の、この大きな金額にも、そして、行政でもESG投資が進んできていることに驚きました。
北九州市は新たな手法を取り入れて目指す姿に近づいています。着実に時代は変わってきていますね。
今までも常識や慣習にとらわれず、チャレンジを続けていきたい！と思います。
出典：
北九州市「令和4年度『サステナビリティボンド』の発行について（愛称『北九州市SDGs未来債』）」https://www.city.kitakyushu.lg.jp/zaisei/09000331.html
