野坂輝和

野坂輝和

夢空間が「パッシブデザイン」を取り入れる理由

みなさまこんにちは!
野坂建設 夢空間の野坂 輝和です。

昨年11月に完成した下二西モデルハウス。
このモデルハウスは、「パッシブデザイン」を取り入れています。
家づくりをご検討されている方は、この「パッシブ」という言葉は聞いたことがあるのではと思います。
今回は、なぜ夢空間が「パッシブデザイン」を取り入れているか、お話ししたいと思います。

「パッシブ(Passive)」とは、直訳すると「受動的な」「消極的な」という意味です。
「積極的な」「活動的な」の「アクティブ(Active)」の対義語になります。
では、家づくりにおいて使われる「パッシブ」という言葉は、どんな意味を持つのでしょうか。
それは、家で使用されるエネルギーについて、自然のエネルギーを受動して活用し、電気やガスなどの使用に消極的になれるデザインや家のことを言います。

受動する自然のエネルギーは、太陽や風です。
日向がポカポカと気持ちよくなる太陽の光を家の中に取り入れることで、家を温める熱として活用し、風の力を使って夏は涼しさを感じます。
自然エネルギーの力を家の中で発揮し、電気やガスの使用に抑えるには、以下の3点が揃っている必要があります。

①その土地を考えた設計
太陽光を多く取り入れようとしても、夏は遮らないと暑くなってしまいます。
家を建てる場所の気候や日射状況など、その土地の気象環境を抑えた設計が必要です。

②高断熱と高気密
家の中が外の気温に左右されないようにするためには、家自体の断熱性能と気密性を高めないといけません。
目指すは「魔法瓶」で、隙間がなく、外と中に大きな断熱空間をつくります。

③風の通り道
家の中に風が通る道をつくることで、家が呼吸ができるようになります。
夏は熱がこもることなく抜けていき、冬は家全体へと暖かな空気が循環していきます。
また、熱交換機を設置することで、熱や冷気も逃さず、いつでも快適にきれいな空気を取り入れることができます。

このような要件をしっかり抑えて、自然エネルギーを最大限発揮できるようになります。

さて、前置きが長くなりましたが、野坂建設はなぜ「パッシブデザイン」を取り入れているのか。
それは、「このまちのくらしを、もっとやさしく、うつくしく。」という当社のコンセプトにあった住宅スタイルだからです。

自然エネルギーを活用した省エネは、ランニングコスト削減はもちろん、CO2発生量も抑えることができ、環境保全に繋がります。
また、高断熱・高気密性能を持った家は、同時に災害等にも強くなり、安全で長く安心して暮らせる家になります。

住まう人にもやさしく、地球にもやさしい。そんな家に住むと、お客様の人生がまた一段と美しくなると考えています。

これから家づくりをお考えの皆様、地球のためにも、お子様の未来のためにも、パッシブデザインの家を検討してみませんか?
また、実際のパッシブデザインの家を体感できる下二西モデルハウスに、是非お越しください!

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