みなさまこんにちは!
野坂建設 夢空間の野坂 輝和です。
私のブログでは、たびたび住宅分野の脱炭素社会に向けた取り組みをお話ししていますが、
先日ニュースを見ていると気になる取り組みがありました。
それは、「木造高層ビル」です。
2022年5月、横浜市中区に11階建て・高さ44mの木造高層ビルが建設されました。
高層ビルは、鉄筋コンクリート造が多い中、柱や梁などの主な構造物が木材だけで作られており、純木造。
独自の技術と構造を組み合わせることで、耐震基準等クリアした木造の高層ビルが実現しているようです。
この木造高層ビルは、鉄筋コンクリート造に比べると、ライフサイクル全体でCO2を約40%削減できる効果も試算もされています。
これは住宅における木材利用の可能性がかなり広がった取り組みだと感じました。
木材は光合成によるCO2の吸収・固定ができることから、他建材から代替できるとCO2排出量削減に大いに貢献できます。
この「代替」の考え方は、脱炭素社会に向けてはキーワードのように感じます。
4月に施行した「プラ新法」も、今までの3R(リデュース・リユース・リサイクル)に加えて
+Renewable(代替)がテーマとして入っており、プラスチックから紙やバイオプラなどへの素材転換も推進されています。
そして、それが実現できるほど技術は進歩しているので、そのような製品も増えてきています。
まずは日常生活から。。。
今まで当たり前と思っていた素材や慣習など、一つ一つ見直してみたいと思います!
出典:
株式会社大林組「Port Plus」https://www.oyproject.com/