野坂輝和

野坂輝和

「ゼロカーボンシティ」はご存知ですか?

みなさまこんにちは!
野坂建設 夢空間の野坂 輝和です。

2022年度がスタートし1ヶ月が経ちました。2022年4月からは住宅関連の法改正もあり、住宅における脱炭素がさらに進む方法になっています。

同じ脱炭素に向けての取り組みなのですが、「ゼロカーボンシティ」はご存知でしょうか?
実は、本社がある北九州市も、2020年10月にゼロカーボンシティを表明しています。

ゼロカーボンシティとは、2050年に温室効果ガス排出量の実質ゼロを目指すことを公表している地方自治体のことです。
2022年3月末時点では、全国で679の自治体、表明自治体の総人口は約1億1708万人になり、日本の人口の9割以上がゼロカーボンシティを表明している自治体で生活していることになります。

北九州市は、「2050年ゼロカーボンシティ」を目指すべき姿に、それに向けた中間地点の目標として、「2030年度に2013年度比で47%以上削減」を掲げています。

目標達成には、各方面から取り組んでいく必要があり、その中の一つに家庭部門もあります。
北九州市では、以下のような取り組みが計画されています。

​北九州市地球温暖化対策実行計画(2021〜2030)概要版 より抜粋

まず、家庭におけるエネルギー消費はどんな用途が多いのでしょうか。
資源エネルギー庁の情報によると、
1位:動力・照明など(33.8%)
2位:給湯(28.4%)
3位:暖房(25.4%)
となっています。
家庭内の家電品を省エネ型に切り替えたり、照明をLEDに切り替えたりすることも取り組みの一つですね。

そして、3位に入っている暖房については、やはり家の断熱性能を高めることが重要になります。
壁や天井、床や窓などから室内の熱は外に逃げており、熱が逃げない家にすることで冷暖房の効率が良くなります。
効率が良くなると、暮らしの上でのエネルギー消費も減りますので、環境にいいだけでなく、コスト削減にもつながりますね。

住宅の脱炭素化に向けては、国も地方自治体も補助金やローン減税などの支援策を準備しています。
断熱性能など省エネ基準を満たした家づくりでは、補助制度も活用することができるのです。

これからは、子や孫が育つ未来の環境まで考えていくことが重要だと感じています。
夢空間は、家づくりを通じて、お客様の未来も一緒に考えていきたいと思います。

北九州市ではこの他にも、ゼロカーボンシティに向けた取り組みをたくさん行っており、
地域の未来に向けてできることは他にもたくさんあります。
みなさまも是非一度ご覧ください!
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/page/kitaq-zerocarbon/index.html

 

   

出典:
北九州市「KitaQ Zero Carbon」
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/page/kitaq-zerocarbon/index.html
北九州市「北九州市地球温暖化対策実行計画」
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/kankyou/002_00008.html

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