いい住宅会社の選び方

新築の施工例

■住宅に求める要望をまとめよう

家を建てたいと思い立つのには必ず理由があるはずです。住宅を建てる方は、家族がおられる場合が多いと思います。そんなとき、家族それぞれの思いをまとめる必要があると思います。
たとえば、ご両親との同居を考えているとか、お子さんが大きくなったので一戸建てに移りたいと考えているとか、いろいろな理由があると思います。また、住宅建築で優先したい事柄をまとめておかれるといいでしょう。
困るのは、大家族で新しい家を建てるとき、個人ごとに優先順位が異なりいくらハウスメーカーと打ち合わせても要求する側の話がまとまっていないと、話が前に進まないことがあります。こんなことにならないように、住宅建築の前には、発注側の意志疎通を十分図っておく必要があります。

たとえば、次のような要望があるでしょう。

数え上げたらきりがないほど、いろいろな要望が出てきます。
しかし、これら要求の一つ一つが家を建てるときの大事な要素なのです。できれば、これらの要求をまとめ、順位付けを行いましょう。重要な順に並べ、あなたの要求に対応できるハウスメーカーを選ぶようにしましょう。

■ハウスメーカー選びの期間は

家を建てるのは一生のうち何度も起こることではありません。皆さんそれなりに覚悟を決めて建てられるのですが、意外な盲点はハウスメーカーを選ぶまでの期間です。
家を建てるというのは、あれこれ悩むことが多いものです。ところが、ハウスメーカーを決めるのは案外時間をかけずに決めてしまわれる方が多いのです。実際問題、住宅構造にしろデザインにしろ、さらに建築工法にしてもハウスメーカーごとに特徴があり、得意不得意があるものです。
そういう大事なことを後回しにして、とりあえずハウスメーカーを決めてしまうのは考え物です。
よくあるのは、ハウスメーカー営業マンの販売戦略にはまってしまうことです。初めのうちは数社と打ち合わせをしていても、毎週土日にそれぞれのハウスメーカー営業マンが自宅に訪れ、多くの時間を営業マンとの対応に割かれることになり、疲れ切ってしまわれる方が多いのです。
こういう状態になるとほとんど思考回路がまわらず、ハウスメーカー営業マンの言いなりになってしまいます。理想的には、ハウスメーカーを決めるまでに1年程度の余裕を見ておかれるといいでしょう。それぐらいの時間があれば、毎週営業マンと打ち合わせる必要もありませんので、余裕を持って望めます。くれぐれも時間切れが原因で、ハウスメーカー営業マンに任せっきりにならないように注意しましょう。

いい住宅会社の選び方は?

1.「当たり前のことを当たり前にしている」会社
2.相性のいい人(営業マン)のいる会社
3.一生の覚悟のある人(営業マン)のいる会社

1.「当たり前のことを当たり前にしている」会社

世の中にはお客様に支持される会社と支持されない会社があります。お客様に支持されれば、繁盛します。支持されなければ、そもそも論として必要とされていないわけで、倒産してしまいます。
では、お客様に支持される会社の共通点は何でしょうか?それは「当たり前のことを当たり前にしている」会社だということです。
「当たり前のこと」と言われてもピンときません。代表的な例としては「清潔さ」です。飲食店で汚い店は二度と行きたくないです。だから、清潔さが大切です。お店を清潔にしておくこと、それが当たり前のことです。しかし、長年仕事をしていると、どうしても怠慢さ、惰性、「まあ、いいだろう」となって、手抜きしてしまいます。清潔であるのが当たり前のはずが、その当たり前が徹底できなくなります。それは恐ろしいことです。
ほかには「挨拶」があります。人として、礼儀として、「挨拶」は大切です。しかし、ついつい手を抜いてしまいがちです。当たり前にはできていません。
そういった当たり前のことを当たり前にしている会社かどうか。それがいい住宅会社かどうかを判断するひとつの指標です。

2.相性のいい人(営業マン)のいる会社

次に判断指標となるのが、その会社の人(多くは営業マン)が相性がいいかどうかです。
世の中には様々な人がいます。趣味や好みも千差万別です。そのなかで、自分と合う人と一緒にいるのが心地よいですし、仕事もうまくいきやすいです。
「住まい」も同じです。住宅デザイン、内装デザイン、インテリア。すべて自分の合う合わないが存在します。住まいは一生の買い物です。自分に合った趣味、好みで共感できる住宅会社を選ぶべきです。
そこで、自分に合った住宅を建てるべきです。

大切なのは「気の合う人、合わない人がいる」ということです。
初めて行ってみた住宅会社で、そのまま決めてしまうのはリスキーです。
話が合っているほうか、そうでないかがわかりません。いくつも、複数の会社、営業マンと接して、話してみて、話が合うほうを選ぶのです。そうすれば、後悔ない選択ができます。

3.一生の覚悟のある人(営業マン)のいる会社

お客様は一生の買い物をされます。一生の付き合いだと思って家を建てていただくわけです。
住宅業界に携わる者は等しく覚悟を持つべきです。自分は地域に密着し、根付き、そこで建てていただいた住宅のケアし続けるという覚悟を。なぜならば、お建てになったお客様は、その住宅にずっと住み続けるわけです。土地を所有して、住宅を所有して、その住まいに住み続ける覚悟をもって建てられたわけです。一生の付き合いをしようと思って、建てられるのです。
お客様がそのような覚悟であれば、住宅業界に携わる者も同じく覚悟を持たねばなりません。ですから、いい住宅会社には一生の覚悟がある人(営業マン)がいます。何かあったら、きちんと責任を取る覚悟のある、一生のフォローをし続ける覚悟のある人がいます。